今回紹介するソフトは、
プログラマー関係
エンジニアの設計で一日中CADを使用している人
事務系でパソコンで仕事を処理している人
などには疲労を大幅に軽減し、仕事の効率がUPするソフトです。
パソコン仕事は健康を害する
僕も数年前まで設計の仕事をしていて、一日中CADを使い、黒背景のカラフルな線の画面を見続けていました。朝8時から平気で10時間以上、時には夜中日付が変わるぐらいまで休みなしでパソコン画面を見続ける生活でした。
近視はそれほどひどくなく、裸眼でもパソコン画面ははっきり見える程度でしたが、徐々に視力が悪化し、すぐ目の前のパソコン画面の文字もぼやけるようになってきました。
視力低下とともに、疲れやすくなってきて、たまに頭痛がするようになってきて、ひどい時は吐き気もするようになり、仕事や日常生活に影響が出始めていました。
帰宅してから目の運動をするソフトで目をほぐしたり、蒸しタオルで寝る前に目を数分温めたりもしましたが、根本的に原因を取り除いたわけではないので、症状は改善されませんでした。
というように、この時は完全に仕事に健康を害されていて、このまま継続していたら、視力0.1以下、最悪は重い目の病気などになっていたかもしれません。
眼精疲労の原因、ブルーライトをカットする「f.lux」
とある日、インターネット依存な僕は、一日中インターネットをしていて、とあるフリーソフトを見つけました。
「f.lux」というソフトで、何やらインストールするだけでブルーライトをカットできて、目の疲れを軽減できるというものらしい。
もちろんすぐにインストールしてみました。
車のヘッドライトに様々な色温度(単位:K ケルビン)があるように、画面の色温度を調整できます。ブルーライトカット効果を一番強くする(青系の発色を減らす)と、画面が結構ピンクっぽいというか黄色っぽく見えてすごく違和感がありました。
実際の画面を比較してみましょう。
6500K(標準)
2700K
これだけ色が変わっています。2700Kの方は上と下で色が違っています。角度によって色合いが結構変わります。そしてその効果はすぐに体感できました。画面のちらつき感が無くなって、一日中使っていても、今までのような目の疲れがほとんどないのです。
早速職場のPCでもインストールして使いました。今まで経験していた目の疲れ、頭痛などが全く無くなったのです。
10人使ったら、10人が驚く神フリーソフト
仕事中使っていたら、あまりにも画面がピンク?黄色?っぽいから、「何その画面?」「なんか画面暗くない?ディスプレイ明るさ設定してるの?」「なんか画面ピンクじゃない?壊れてない?」と数名から声を掛けられ、その人たちに「f.luxというブルーライトをカットするソフト入れてるよ」というのを教えてあげました。
「絶対眼精疲労なくなるから、使ってみて!」ってためしに使ってもらったところ、朝から1日使ってもらった感想はみなさん同じで「すごい!」「疲れない!」「イイッ」という当然のことながら高評価でした。
職場で使い始めて2~3年で、教えたのは多分10人程度なのですが、知らないうちに教えた人以外にも、設計のみなさんやら事務のおばちゃんやら、みなさんどんどん画面がピンク色になっていて、知らないうちに広まったようです。
あっせん料徴収すれば良かったかな(笑)
ブルーライトカット機能付きのPCモニタは必要ない
世の中にはブルーライトをカットする機能が付いたPCモニタが販売されていたりしますが、お値段10万円近くだったりします。知らない人は買ってしまうのだろうけど、「f.lux」があれば無料で安物パソコンモニタが絶大な効果を得られるブルーライトカットモニタになるわけですから、インストールしない理由はありませんよね。
とにかくパソコン仕事をしている人にはオススメします!
デザイナーの人は使わない方が良いかも??
デザイナーの人って、色合いも大事だったりしますよね、f.luxで画面の色を変えてしまうと、実際の色とは違う色に見えてしまったりするため、仕事を進める上で邪魔にしかならないと思います。そういう職業の方は、ブルーライトを少しカットできるPC用メガネのクリアレンズを使うしか方法は無いでしょう。
f.luxのインストール、使い方
f.luxと検索して一番最初に出てくる英語のサイトからダウンロードします。
Download f.luxをクリックしてダウンロードします。
Acceptをクリックするとインストールが始まります。
インストール完了後再起動を求められた場合は再起動します。
f.luxを起動すると、「使う場所はどこですか?」のようなことを聞かれます。
TOKYOなどと入れておけば、その場所が表示されてOKがクリックできるようになります。
その後、モニターの色温度を自由に設定することができます。標準の6500K(ケルビン)から最大までブルーライトをカットした2700Kまで設定できます。
「Daytime」「At night」とあるのは、このソフト、時間によって自動的に色温度が変動するように設定できるのです。はじめに使う地域を入力したのも、日本時間などに合わせて日中は明るめ、夜は暗めに設定が可能なようになっているという画期的なソフトですね。
でも、実際使い始めたら、最低の2700Kしか使わなくなります。むしろ6500Kまで戻したら、もう目がチカチカして画面まぶしすぎてパソコン画面なんて見れないです。
数年ぶりにf.luxのサイトを見てみたら、なんと、流行に遅れずにしっかりスマホ用でもアプリあるんですね~!あ、でも「root-only」ってあることはroot化したやつじゃないと使えないのか・・・なんてこったい。
ということでPCの方もroot化スマホの方もみなさんぜひ使ってみてください。1日使うだけですぐにその素晴らしさが体験できます。そして「素晴らしい」と思った方は、感想コメント、SNSでシェアなどお願いしますね!
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