現代はアルカリ電池よりもエネループなどのニッケル水素の充電池が主流となっています。パソコンのマウス、リモコン、掛け時計、撮影機材の乾電池、とにかく充電池を使っている人が圧倒的に多いと思います。アルカリ乾電池に負けないほどの出力、電池持ち。技術は進歩したものですね!
僕は現在、記事の写真撮影で日々カメラの外付けストロボにエネループを使用してまさに大活躍中です!
充電池は充電回数が決まっている
ニッケル水素乾電池は、メーカーや種類によっても違いますが、充電回数が500回とか1000回、最近のものは2000回などと増えてきていますが、おおむね寿命までの回数が決まっています。徐々に充電できる量が減ってきたら寿命が近くなってきたかなという判断材料になります。
メモリー効果というのもある
充電回数が一定回数に決まっていますが、その回数に達する前に充電ができなくなってしまうことがあります。
最近のニッケル水素電池はメモリー効果が無いとか言う人もいるみたいですが、やっぱりあります。
電池が半分とか、7割8割程度しか減っていないのに充電したりすると、本当の満充電まで充電されなかったりします。例えば95%までしか充電されなかったとします。そうすると次回充電する時に、95%までしか充電されなくなります。
そしてまた中途半端な状態で充電を繰り返すと、満充電が本来の満充電の90%、80%、50%というようになり、どんどん容量が減っていきます。ひょっとしたら表現が間違っているかもしれないので、詳しいことはググって確認してみて下さいね。
そのうち充電してから使い始めても、すぐに電池が無くなってしまい、既定の充電回数に達していないのに充電しても使えない状態になってしまいます。イメージは下図のような感じです。
メモリー効果を解消するリフレッシュ充電
本当の寿命をむかえていない電池も、リフレッシュ充電機能付の充電器でリフレッシュ充電することにより、かなり復活します。
リフレッシュ充電とは、一度電池を完全に放電して、充電するという仕組みです。そうすると50%までが満充電になっていた電池も、また80%、90%まで充電できるようになります。
実際に僕がパソコンのマウスで使っているニッケル水素乾電池も、最初は3日、4日持っていたものが、1日程度で無くなってしまうようになりました。これはメモリー効果だというのがわかったので、リフレッシュ充電をしたところ、また3日ぐらい使えるようになりました。充電器は必ずリフレッシュ充電機能付きがオススメですよ!
※ただしリフレッシュ充電は1度の充電で、寿命2回分消耗しますのでこまめにやりすぎても逆に寿命を縮めてしまいますのでご注意下さい!
乾電池をギリギリまで長持ちさせる工夫
ここからが本題で、複数の乾電池を同時に使用する機器の場合限定で、僕が実際にやっている、できるだけ乾電池を長持ちさせる方法をご紹介します。
弱った電池と新品の電池の同時使用は厳禁
乾電池を複数本使う機器は、必ず同じ充電状態の電池を使いましょう。極端に言うと、2本乾電池を使う機器があったとしたら、空の電池と新品の電池を1本ずつ使用した場合、新品の電池の消耗が急激に早くなります。あっという間です。できるだけ、減った電池は減った電池と一緒に使用し、新品の電池を使用する場合は全部新品を使用しましょう!
番号を付けることによりどの電池の使用頻度も同じになる
これはちょっと面倒くさいですが、一度やってしまえば非常に管理しやすいのでオススメです!
新しい乾電池を買ったら、油性マジックなどで1番、2番・・・・・と番号を付けます。すでに古いものに1番、2番とあったら3番から付けていきます。あと、購入した日付などを書いておくとと便利でしょう。
そうすると最初に使うときは1番~4番、無くなったら5番~8番に交換します、そして9番~12番という順番に使用します。それが無くなったらまた1番~4番を使うというサイクルの繰り返しで使用すると、必ず4本とも同じ組み合わせで同じ消耗状態で使用することになるので、極力電池の無駄な消耗を抑えることができます。
もし電池に番号が無ければ、結構ありがちなのですが、1番~4番が無くなって、5番~8番を使用した後、また1番~4番を使用したり、1番・2番・9番・10番というように、1回充電したものを2本、新品を2本一緒に使うことになり、厳密にいうと充電状態が違うので、新品の電池が無駄に消耗する可能性があります。
わかりましたでしょうか。
というか、言わなくてもわかってますよね・・・
(;´∀`)
実際そこまで影響はないかと思いますし、わざわざ記事にするようなことでもないのですが、ネット上にはこんなこと書いている人はあまりいないみたいですし、せっかくネタとして思いついたので、参考程度に記事にしておきますね!
ぜひ、やってみて下さい。
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